結婚式の延期・キャンセル 〜新型コロナウィルス COVID19〜

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ゴールデンウィークも最終日。この連休中に結婚式を予定していたカップル・ご家族、そしてウエディング業界にとっては残念のひとことでは言い表せない悲しさ、悔しさがあることと思います。

日本では2月ごろから結婚式の延期やキャンセルが多く言われ始めましたが、カップルにとって悩ましいのは、これまで支払った金額がどうなるかということ。全額戻ってくるのであれば、収束したあとに再び検討することもできる。日にちが迫れば迫るほど、支払い済みの金額も大きかったはず。
「結婚式の保険」(https://planner.italian-marriage.com/how-to-destination-wedding-planner/wedding-insuarance/)というブログ内で触れたように保険に加入されていた方はおそらくカバーできたでしょう。ただ、まだこういう保険の認知度が高くないので加入されていない方もいらっしゃったはず。

まず、2020年秋以降または2021年に延期を検討されている方は早めに日程を確保することをオススメします。人気の秋・春は、すでにもともと予約が入っていることが多く、そこに、多数のカップルが日程変更を求めて来ます。希望の日程を予約できないことも十分考えられますので、ご家族ともご相談の上、決めてしまいましょう。支払った金額がそのまま充当されることもありますので、契約書にきちんと目を通した上で、会場や関連各社と話合ってください。

キャンセルを考えているカップルは、どうしてもその日に挙式をしたかった方、ゲストが各地に居るのでその手配が煩雑になるという方、支払った額がまだ少額なので今は籍だけ入れて落ち着いてから挙式・披露宴を、とお考えの方、様々でしょう。日本は幸いなことに役所に婚姻届を提出するだけで法律上結婚を認められます(諸外国ではもう少し煩雑で日本のようにシンプルではありません)。どうしてもその日を結婚記念日にしたいという方は、入籍だけはされて、お披露目は改めてというのはアリです。

日本では現在「自粛」なので、会場が閉めていない限りは、結婚式を行おうと思えば100%無理ということはないかもしれません。ただ、今は招待する側もされる側も不安だらけで当日を迎えることになるので、ご家族や親しい方とだけの小さな結婚式でない場合は、状況を見ながら収束を待ってからの日程にせざるを得ないところが苦しいですね。皆さんに心からおめでとう、と言ってもらえる日を待ちたいですよね。

楽しみにしていた結婚式が延期になってトーンダウンしてしまっている新郎新婦もたくさんいると思います。そういうカップルが世界中にたくさんいるので、どうか、自分たちだけだと思わずに、そういうカップルの皆さんとSNSやネット上で情報交換されたり、愚痴を言い合ったり、励ましあったりしてもらえたらと思います。少しでもストレスを減らしていただきたいと思います。この予期しなかった「待機」期間でできることもあります。今まで時間がなくて会場やプランナー任せだった自分たちの結婚式に「いろどり」を加える準備をしたり、もう一度テーマを考え直してみたり(プランナーの得意分野です!)、印刷物を手作りにしてみたり。これを乗り越えたあとの結婚式はきっと、充実感たっぷりになると信じて、前に進んでいただけたら、私たちも嬉しいです。