変わる結婚式の準備費用

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結婚式は高額な買い物。結婚式のために貯金をしたり、ご祝儀で賄ったり、親御さんからの援助があったり、人それぞれです。既に結婚式をされた方の中でも、当初の予算を上回ったという方は意外に多いのではないでしょうか。
自分たちの結婚式の場所を決める時に、まずはそこに支払う金額が最初に来て、そのあと衣裳・お料理・演出などの金額が加算されていきます。だんだんと麻痺してくることもあるかもしれません。

誰がどこまで負担するか。無制限に出せるなら苦労はしないのですが、そんな人は世界中でごくわずか。たいていはだいたいの予算がありますね。

最近少しずつ出てきているのがインフルエンサーの結婚式。これまで、スポンサーがつくのは有名人やセレブということが多かったのですが、一般人でも増えたインフルエンサーによるスポンサー的なサービス提供(インフルエンサーは既に有名人である、という定義は一旦脇に置いておきます)。
申し込みのときに、自分はインフルエンサーだと名乗ります。もちろん、実績を添えて。
インフルエンサーは、ウエディングの準備段階やウエディング当日、その後も含めてスポンサーを自分の媒体に載せます。インスタグラムやツイッター、Facebookなどではハッシュタグをつけたりします。
それを行うことで、提供者にしてみれば無限に広がる宣伝効果を見越し、サービスを無料もしくは割引価格で提供します。ドレス・写真・装花・引出物・音楽・演出だけでなく、もちろんプランニングや会場含めすべてが対象となり得ます。

20年前、いや、10年前までは考えられなかったことかもしれません。結婚式の流行スタイルは3年くらいで変わっていきますが、こういう変化はネット社会ならではのこと。プランナーもお客様の傾向変化についていくのに必死です!

追伸:今、ニューヨークではロックダウン対応としてオンライン結婚が認められていますが、これも柔軟な対応です。日本は婚姻届を役所が受理すれば法律上結婚したと見なされますが、諸外国ではそうもいかないので、どうしてもこの日に結婚したい、というカップルには朗報なのかもしれません。